麦収穫完了のご報告

皆様こんにちは!岡山最南端から毎度お送りしております!

さて、ビールビールと申し上げておりますが、肝心な麦はどないなってん!!

と自分でも突っ込みたくなる今日この頃。

作業も落ち着いたのでじっくり記事を書いてみようと思います@

少し長くなりますが、このページで10分ほどお付き合いいただけると幸いでございます。

結論から言うと、先人たちが麦の栽培をやめた理由を身をもって理解できたという事。

でも僕はやめません。今の時代はここで麦を育てることに価値を感じるからです。

でも夢ばかり語ってはおれません。現実をみてこれを継続せねばなりません。

ほぼ手仕事での麦の作業は本当に大変でした。このページを見て「この育て方は間違っている」という意見を持たれる方はかなりいらっしゃると思います。沢山のご指摘を受けるかもしれませんが、僕が経験した貴重なひと時であるため、ひとまず記事に残したいと思います。

収穫が近づきいわゆる「麦秋」を迎えた六島の麦畑。山陽新聞さんが島に来てくださり、麦畑の取材をしてくれました。「5/13に収穫しようと思ってます」と言ってしまい、記事になってしまいました。雨男な僕はやはり何かを持っているのでしょう。収穫予定日当日の天気

「大雨、強風、雷」

やはり僕は持ってますね。魔力というものを。ほんとにお恥ずかしい、、、、。

いっそ砂漠に移住しようかしらと冗談半分に思いふけっていたあの日、僕はこれからの本当の大変さを知りませんでした。なんせここから機械なしですべてアナログで脱穀までを行うのです。

麦借りが始まりました。なんとなく刈っていると、ばあちゃんが来てくれ、本来のやり方を教えてくれました。

「まとめて交互に重ねるんやで~」とスパスパ麦を刈っていきます。す、すごい。

ちなみにうちのばあちゃん83才です。

ばあちゃん刈りまくります!僕も刈りまくります!でもなかなか先が見えない!夜露にやられる前に、夕方までには刈り終え、干さなければなりません。焦る僕。夜露にあたると発芽してしまう恐れがあるからです。

必死の形相で刈っていると、近所の子供たちが助けに来てくれました。というより、助けを求めました。これ結構きつくて単調な作業なんです。でも文句を言わず「たのしいもん」といいながら手伝ってくれました。ほんま嬉しいです。。

僕は幸せです、ほんとに。年が違えど心強い仲間です。

翌日、島の大工さんに修理してもらった千歯扱きを使い脱穀。

これ、教科書でしか見たことないでしょ?僕もそうでした。多分ばあちゃんがぴちぴちギャルやったころのアイテムです。

「よ~こんなんみつけたなぁ!!」

と大工さんもびっくり。もちろん発見者の僕もびっくりしてますよ~~ww

子供たちが麦わらでおままごとをしています。きつい作業の中で子供たちの声が心地よいBGMとなりました。

たまにこちらに来ては千歯扱きで脱穀を手伝ってくれます^^

単調でとても疲れる作業、まさにハードミニマル。そんなことを考えながら必死の形相でこいでいると、島の漁師さん(ミチアキ兄さん)や新聞屋さんの富士夫さんが助けに来てくれました!!

先の見えない不安に一筋の光明が差しました。


島のベテラン俳優カツタロウさんも来てくれました。

これ、ほんまにきつい作業なんです。この日僕は夜中全身が吊りました。

もちろん祖母も両足吊りました。

二人で「いた~~~~!」と夜中の大合唱💦

早々に自分の筋肉を伸ばし、ばあちゃんのもとへ。ストレッチを手伝います。

朝から夕方まで手伝ってくれたばあちゃん。大阪で一緒にいたときは普通のばあちゃんでしたが、島で共に生活してみて自分にない生活の知恵や経験に触れ、この歳で初めて祖母を尊敬しました。ほんますごい83才

千歯扱きの作業を終えると、次は麦の穂から離したり、イガイガをとったりする作業。

これまた朝から晩まで叩きまくります。

叩いては箕(み)でカスをとばして、という作業を繰り返します。こりゃまた先が見えない。手のまめが何個も破裂しました。

ええ~~いこうなったら!!!

テッテレ~~~!今週のびっくりドッキリメカの登場です!

自作の唐箕(とうみ)

「とうみ to me一号」

説明しよう!このマシンの写真右から扇風機を当て、注ぎ口から麦を注ぐとカスが飛ばされ、麦が下の箱に落ちるのだ!!

ふっふふ、、、われながら良い出来ではないか!

しかし作業が半分くらい済んだのち、「とうみ to me 一号」は静かにぺしゃんこになりました。無理をさせてしまったようですね、、。

あわわ、、、、。これはやばい。

と笠岡のサンダル師匠に泣きつき、本職さんを紹介してもらい、ちゃんとした唐箕(ハンドルを手で回して風を起こすやつ)をお借りしました。

すったもんだしながら脱穀し、選別と天日干しを終えて水分量を10%まで落とした麦です。

ふ~~~~~。

この麦は秋過ぎまで冷蔵保管し、真備で麦芽にします。吉備土手下麦酒さんで醸造します。

すべてアナログでこなした麦。たくさんの人にたすけてもらい育てて収穫した麦。

66,25キロでした。何とか1発仕込める(200リットル)量を収穫できました。

しかしまだまだ安心できません。

この子たちが麦芽にならなければビールになりません。すなわち発芽しなければダメなわけです。定期的に受験というハードルを越えようとする子を見守る親の気持ちというものでしょうか。ビールになるまでまだまだ気を抜けませんが、、、


うちの子はできる!!!


と親が信じねば誰が信じる!

というわけで、今はひんやりとしたところで休ませております。その時までたっぷりお休みしてくださいね^^


さて、子供をねかしつけた親はビールで一服するとしますか@

プシュッ!!

~つづく~


海の駅、六島

岡山県最南端の六島。どっぷり島暮らしながら、島のホットな情報をお茶の間にお届け!

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