おもひでぽろぽろ、なみだぽろぽろ

 人間というものは何とも不便なもので、楽しい記憶は忘れやすく、嫌な記憶はしっかり残ります。まぁ、これは生き物である限りの防衛本能から来るものなのですが、実に不便でございます。
 ただ、とんでもなく素敵な思い出は、ありがたいことに残るんですね。ん、人間も捨てたもんじゃない☆

 というわけで今回はそのとんでもなく素敵な思い出を振り返ってみます。

 今年の平成29年10月も祭りがやって参りました。毎年人手不足で御輿が出せるかどうかひやひやしながら行う六島の祭りですが、ありがたいことに少しずつ応援して下さる方が増えてきてまして、今年も沢山の応援団の方に来ていただき、素晴らしいお祭りとなりました!

 前置きが長くなりましたがダイジェスト行ってみましょう!まずは前日準備から。

おっちゃん達と協力して、木を組み立てます。
山からとってきた竹に旗を通し、力を合わせて立てます。これが重いんです(^^;)
漁師さんの素早いロープワーク!!!素人の僕たちには結び方がさっぱり分かりません(^^;)島で暮らすならロープワークは出来るようになっておいた方がいいです。覚えていればこういうときに役立つ存在になります。
僕らがワッセワッセと準備している最中、猫はのんびりうとうと。
子供太鼓の予行演習です!さあ今晩から頑張って下さいよ~!!
夜になり、日が落ちてから太鼓と獅子がメインの宵宮が始まりました!
大鳥神社境内にて湛江地区の演奏。今年初めて子供太鼓をする小学生も頑張ってました!!カッコいい!!
翌朝、この日の応援のために来て下さった猛者達が島に到着!多いぞ!!これなら7年前のように海へ御輿を入れることが出来るかも!!
出発前の儀式。塩水を少し飲んで清めます。この後大鳥神社にて太鼓を叩き、獅子が舞います。獅子が舞っている中で御輿が出ます!重さ約200キロと言われています。
御神輿が輝いてます!
御輿に神様をいれ、大鳥神社を3周回り、回し、持ち上げる。これがとてつもなくハード!血が騒ぎます。ハードな序盤を終え、昼食タイム。この後すぐに地獄のぐるぐるタイムが待っているので、僕は液体だけ(麦酒)のみ摂取しました。さ~~気合い入れたろ!!

僕が初めて六島の青年団の祭りに参加したのが8年前。その時に神輿を海につけました。それ以来人手不足で海に入れることはなかったのですが、今年はたくさんの応援団の方、地元の熱意に支えられ、ダイヴイントゥ~シ~~!!!!!神輿が浸水し、更にとてつもなく重くなりました!でもすごくうれしかった!


※写真は六島のお祭り応援団長である城戸君のを使わせてもらってます。


応援団の皆さん、ずぶ濡れになること覚悟で参加してくださいました。

僕「すんません、ずぶぬれにしてしまって、、、」

応援団「ええよ!!!ハナから入る(海に)つもりじゃったけぇ!!」

ほんまありがたいです。


上の画像は、麦畑で回している様子。六島青年団長のミチアキ兄さんが提案してくれました。「豊作を祈って!!」と畑で勢いよく回した神輿。遠心力に僕の涙袋が耐え切れずついにスパーク。この神輿を回してくれている応援団の方や、ミチアキ兄さんも、この麦畑の仕事を助けてくれました。そしていま、そのメンバーと一緒に神輿を回せている幸せ。なみだがこぼれます。ほんとうにありがたい。ちなみにこの畑で回すのは35年ぶりだとか。ええ!!僕が生まれる前やんか!!昔は本当に豊作を祈っていろんな畑で回してたんですって。


18:00神輿を宮入りし、慰労会の様子。みんなボロボロになりながらも、やっぱりこういう場は楽しい。アキさんの手作り流しそうめんキットで流しそうめん。


慰労会の様子②みなさんほんまおつかれさんですmm


アキさんが慰労会前に海に入り、クラゲに刺されながらこんな便を持ってきた。この中には夜光虫やいろんな生き物が入っており、皆さん子供に戻ったかのように見つめてました。六島のミニチュアアクアリウム。


そんなこんなで激しくも素敵なひと時が過ぎました。僕たちは普段の生活に戻りながらも3,4日くらいこの余韻に浸っておりました。素敵すぎる良き思い出。僕はこの日を忘れません。


島に感謝、人に感謝、

ごちそうさまでした!!!!


海の駅、六島 パート1

海の駅、六島 パート1

岡山県最南端の六島。どっぷり島暮らしながら、島のホットな情報をお茶の間にお届け!

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