麦酒づくりの修行。

こんにちは!
久久にビールの記事を書きます。
六島で栽培された無農薬の麦は、麦芽になって醸造されるその日まで静かに休んでおります。
その間に僕は醸造家になるべく、定期的(毎週)にブリュワーさんの元に勉強に行かせていただいております。今日の記事は僕がお邪魔している小豆島「まめまめびーる」さんについて。
何を隠そうこのマメマメビールさんは小豆島で初の麦酒工場でして、しかも今年の4月にオープンした生まれたての工場なのです。

僕がお世話になっている大阪出身の中田さんご夫婦です。ご主人は醸造、奥様は飲食店スペースを手分けして運営されております。

古民家を改造した工房は風情があり、周りの民家に溶けこみながら地域の麦酒工房として運営をされています。


僕が六島で醸造家を目指したいと決意し、吉備土手下麦酒の代表である永原さんにお話しを聞いていただいたところ、お弟子さんの中田さんが、小豆島でオープンするから一緒に見に行かないか?とお声かけいただきました。それが僕とまめまめびーるさんの出会いに繋がったのです。環境も六島に似ているので、こちらでしばらく醸造のお勉強をさせていただくことになりました!!

4/8僕は生まれて初めて麦酒を作る現場に入らせていただきました。雑菌が少しでも入れば品質劣化のリスクが避けられない工場に入る緊張の瞬間だったんです。。


これは仕込みの風景。まずは麦芽のデンプンを麦芽が持つアミラーゼを使って糖化させる作業。人間が二人すっぽりと入りそうな大きな寸胴鍋に、これまた人間一人分の重さがある麦芽を投入。それを大きなしゃもじでかき混ぜ、煮込みます。

※ちなみにこれは小豆島産イチゴを使った限定のビールです。赤いでしょ!!


かき混ぜる作業ですが、これがとても重いんです。そして工房内はとにかく暑い。作業着が一気にずぶ濡れになります。
糖化が終われば麦汁を濾して別の釜に移し、残った麦芽に湯をかけ、甘い麦汁を濾しとります。
甘ーい麦汁はホップと共に約一時間半加熱して、ホップの成分を抽出します。
ここからが緊張の瞬間。イーストを消毒された発酵タンクに入れ、熱々の麦汁を熱交換器で急速に冷まし、酸素と共にタンクへ送り込みます。熱交換器に通った冷却水は麦汁の熱を取り込み、アツアツになって工場内に排出されます。この時一気に工場内の室温が上がります。まさに灼熱!!しかし、雑菌が入ってはならないので、イーストを入れてから麦汁を移し終えるまで換気扇や空調は全てストップです。中田さんと僕は滝の汗をかきながら麦汁の通り道を見守ります。
仕込みの作業を終え、清掃作業。工房に雑菌を発生させないためにとにかく綺麗に掃除し、水気を切ります!美味しいビールづくりは清掃、衛生管理が一番大切であると教えて下さいました。


☝仕込みを終え、汗びっしょりの中田さんと僕。ずぶぬれ過ぎて乳首が透けています、、、。

小豆島まめまめびーるは、坂が多く、住宅が密集している六島と環境が似ており、かつ古民家を改装したコンパクトな工場であるため、僕が目指す醸造所のヒントが沢山あります。そして、この工場を支える中田さんのビールに対する熱い想いと探究心に触れ、ものづくりの素晴らしさを身をもって体感しております。


汗をかいた後の至福の一杯!!最高のロケーションで贅沢なビール。

「島らしさ」を追求して。まめまめびーるの主力ラインナップは4種類。

小豆島の甘夏を使った「あかまめまめ」
醤油のしぼりかす「ひしお」を用いた黒ビール「くろまめまめ」
米麹を使った「きんまめまめ」
小麦のビール「しろまめまめ」
どれもしっかりした個性を持っており美味しい。僕も早く島の原料やお世話になっている地域の原料を使った麦酒を作りたいです!

海の駅、六島

岡山県最南端の六島。どっぷり島暮らしながら、島のホットな情報をお茶の間にお届け!

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