漁業×観光を考えるワークショップ

みなさんこんにちは!六島は今日もぽかぽか陽気でのんびりグッドデイでございます!

さて、先日地域プレイヤー向けのワークショップを行いました。

この島でこんなことできたらいいな!!を形にしたい。そして、そういった体験を僕たちで共有し、地域との関係性を作りたい。という思いを一つのイベントにしました。

この気持ちを歌で表現すると、上田正樹&サウストゥサウスで憧れの北新地。僕は島のカラオケ同好会で、たまにこれをうたうのですが、歌詞の中の「北新地」を「六島」に変換して僕アレンジの替え歌を歌います。

花も実もある~むし~ま~~@なんつって^^

さて、今回のイベントは、僕が一度本当にしてみたかった六島でのイベントです。

それは、僕と漁師さんとタッグで行うイベント。

漁師さんってなかなかなろうと思ってもなれない職業の一つやと思うんですね。

だからとってもミステリアスなわけでして、惹かれるのです。

そしていざ漁船に乗船すると、その瞬間から完全に「非日常」なのです。

普段食べている魚はどうやって捕れるのか。どんな工程を経て市場へ売られるのか。

実際、生で見たことある人って少ないと思います。

「顔の見える食」を通しての地域交流、はじまりはじまり~~!!


こんなポスターでやりました。今回の参加者は、地域は違えど、同じ地域おこし協力隊の仲間や、笠岡市を盛り上げようと頑張る女の子、六島が大好きで、六島を題材にした論文を書いてみようという大学生、そして島で漁師をやってみたいと考えておられる兄さん。

みんなが集まったところで、定置網引き上げに行きます!もちろん今回お世話になるのも、ミチアキにいさんです!頼れるアニキ!!!

普段乗る客船とは全然違う、漁師の船。操縦席以外にも外で舵取りできるような設備があるのです。(わかりづらいんですが、写真真ん中の漁師さんの前に小さなハンドルがあります。)

引き揚げるポイントにつきました。これは定置網(同じ場所に一定期間おいておく網)の先端部分についている袋状の網で、ここに魚が集まっています。まずは目印のブイ(浮き)をあげて、、。

フラフープみたいな輪のついた魚の通り道をどんどん船にあげます。この先にでっかい獲物が、、ぐふふ、、、。

ここで兄さんが大きな網を持ち、すくい始めるシーン。魚影が見えたり、「バシャ!」

という音が聞こえてきました。もうドキドキが止まらない、、!!

わ~~!網からは巨大なブリや、タイ、コショウダイ、ヒラメ、マナガツオが入ってました!迫力のあまりリアクションに力を入れ、気の利いた写真が一つも撮れていなかった。。

網の先端部です。で~かい魚がこれでもかというくらい入ってます!

タイが揚がった!!タイは細い筒状のピックを肛門にさし、浮袋の空気を抜き、泳ぎやすい状態にします。

港についたら魚の〆作業、ピアノ線を額にさし、一気に神経を〆ます。一同びっくり!

そしてエラ、尾にナイフを入れ、身をそらせることで血抜きをを行います。生臭くない魚はこう処理されているんですね~~^^

獲れた大きなブリ!僕らはキャッキャ喜んでいたのですが、漁師さんは渋い顔。

「今は旬じゃないから」

そう、ブリは旬の冬と今では味がぜ~ン全違うのです。

でもでっかいし、かっこいいフォルムのブリはなかなかの迫力がございます。

さあどれを捌くかな~~!!各々がさばきたい魚種を選びます!この最中、笠岡のゴッドファーザー(タケサン写真右)が励ましに来てくれました^^

内臓を取る下処理から、三枚おろし、刺身の柵、薄造り、平造り、までをミチアキ兄さんに教えてもらいながら作ります。刺身の切り方も色々あるんですね^^

残った頭はあら炊き、骨は六島の麦味噌で味噌汁!小屋にある調味料は味噌と醤油だけ。

ぜ~~んぜんそれでOK!それだけでうまいのが六島の新鮮な魚なのです。

僕は笠岡に来てダシ系の調味料をとんと買わなくなりました。海では魚がある。

陸では親鳥がある。ほんまに出汁いらず。笠岡すごいです!!

各々がレクチャーを受けながら盛り付けます。盛り付け一つとってもほんまに難しいです。

さ~~~~~~~~役者はそろった!!命に感謝し、

I~TA~~DA~~~KI~~~MA~~~SU~~~~~~!!

料理を囲み、皆でわいわいとランチタイム!!これがやっぱし楽しい!!!!

こういう光景って、島に来るまではテレビでしか見たことがなかったので、実際に漁師さんと魚を捕りに行って、魚を捌いて、食らふ!!という一連の流れをやってみると、目の前の食べ物に何とも言えない説得力がうまれるんです。これが「顔の見える食べ物」か。

生産者と共に食事を囲み、語る。体験を共有したうえでの食事の本当のおいしさを体験できた一日でした。これができる六島ってほんまにすごいと思います。

が、しかし、いろいろ欲張って詰め込みすぎたので、当初の終了時間をオーバーしてしまい、参加してくださった皆さんにがっつり助けてもら結果となりました。

ほんまにありがとうございますmm

あと進行をもっと見直し、よりスマートにすることで、一日に余裕を持たせるよう工夫してみます💦

これをしっかり振り返った後は、エクストリームなたこ焼きを実行してみようと、これまたミチアキ兄さんと企んでおります。こうご期待!

海の駅、六島 パート1

岡山県最南端の六島。どっぷり島暮らしながら、島のホットな情報をお茶の間にお届け!

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