水仙に一球入根(魂)!!2016年8月28日

当ブログをご覧の皆さまこんにちは!!

われらが六島はまだまだ残暑厳しくホットな晴天が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

さて、1月に一斉に咲く水仙のシーズンに向けて、毎年行っているのが

「水仙植えるカムツアー」

というボランティアイベントです。ちなみに下の写真は灯台道に水仙が満開状態のものです。きれいでしょ~~??

 僕のばあちゃん曰はく、六島では戦時中から水仙を切って売りに行くという習慣があったそうで、もともと自生していたのですが、観光に活用するための移植活動が始まったのはおよそ25年前です。今でこそテレビに取り上げられるようになった六島の水仙群ですが、移植が始まったころ行ったツアーではお客さんから「どこに水仙群があるの?」とクレームがあったという苦労話を聞きました。

 荒れ地の草を刈り、穴を掘り、球根を探し、植える。毎年毎年の積み重ねが今の景色を作り上げたんだな~としみじみ。。。ワンシーズンで一度に植える数は約1000~1500個、これが25年続いたというと、、10万本のうちの約3万本は人の手によって増えたということに、、。継続は力なりですね!!



それでは今年の水仙ツアーの準備から当日までのダイジェストいってみましょ~~~!!

●一週間前に水仙を植える予定地をみんなで草刈り!

最初は自分の背丈以上の雑草がボーボーでした。

島の皆さんと一斉に草刈りをして劇的ビフォーアフター!!

笠岡放送さんの取材にも来てもらいました^^受け継がれる行事に注目してもらえるのは光栄です!


●3日前に球根を探す。photo by 福田クン 丘や荒れ地などを掘り返すと、このように球根が群生しております。これを手分けして約1000個採取しました。

●前日カレーを仕込む、キス、コロダイのアラにあて塩をし、グリルで焼いたものとセロリでだしを取ったトマトベースのカレーです。僕の大好きなスパイスをブレンドし、味付けは塩と柑橘のみなのです。

●そして当日、島内外から駆けつけてくださったボランティアの皆さんが合計1000個の水仙を植えてくださいました。気温が30度くらいある状況の作業ですから、かなりきついです。本当に感謝ですmm

思い出に残すために今年から看板を設置することにしました。水仙が咲く頃にどこに植えたかわかるようにしておきます^^

植え終わったら記念撮影。体力もかなり限界に近い状況で、みなさん「かぶとがに~~」の合図でいい笑顔を振り絞ってくださいました💦

植えた後は灯台へ向かいました。下の写真は灯台から眺めた景色。高確率で雨予報でしたが、サイコーに晴れてくれていい景色でございます!四国がすぐそこにくっきりと見えます。きれ~やなぁ~~^^

しっかり汗をかいた後に作りスパイスカレー食べました。カレーを食べた後は島の案内と来てくださったお客様との交流です。久しぶりに六島に来られた方もたくさんいらっしゃったので、思い出話に花が咲いたり、お客さんがお客さんをガイドするという何ともありがたいシーンがたくさんありました^^

このイベントは個人的に数回参加していますがすごく好きです。何もない島で、特に目立ったレジャーもないし、奇抜な遊びをするわけでもない。暑い中水仙を植えてカレーを食べ、少しその辺を歩いて、しゃべって帰る。ただそれだけのことなんですが、家路につくときはなんだか心がほっとしているんですね。

島に住み始めて5か月が経とうとしてますが、やっぱりこの満足度のカギは島に住んでいる人が「おかえり」とか「よくきてくれたね」とか「またきてや」っていう言葉を投げかけてくれる暖かさであると改めて思います。

これからも続けていきます。花と島で繋がり広がる人の輪。本当にいい一日でした^^

ごちそうさんです\\^^



海の駅、六島 パート1

岡山県最南端の六島。どっぷり島暮らしながら、島のホットな情報をお茶の間にお届け!

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