お盆が過ぎ、少し涼しくなってきたかなとおもいきや、流石は岡山県最南端。まだまだ暑いです。
さて、昨日は六島最後の盆踊り、地蔵盆です。100人以上輪をなして踊ったお盆の賑やかさとは打って変わって落ち着いた雰囲気でした。
やぐら、提灯を解体して中心には太鼓1つ。集まった15人で穏やかに一曲踊りました。
「むしまぁ~いい~とこ~」
というような歌詞で始まる歌に
「あ~よいやせ~よいやせ」
と合いの手を入れるのが特徴の盆踊り。踊りがかなり単調なので、じっくり歌を聴きながら歌詞が表す風景を想像します。
一曲を終え、ビールを飲んでいると、近所のおっちゃんがお皿を持って浜まで出てきました。上の写真は瀬戸内名物「ねぶと」の唐揚げ。これがうまいんです!
ビール片手にねぶとを頬張り、胃袋と心が満たされたところで解散。
翌朝6:20、浜に出るとラジオ体操が始まります。六島はよっぽどのことが無い限り一年中ラジオ体操があります。帰ってこられた際は是非ご参加下さい(^^ )
体操を終え、体がほぐれたところでお墓の掃除です。御盆にお供えしたお花の回収作業を地域の皆さんと行いました。お花を回収した後、湯飲みを伏せていきます。
途絶えることなく続く島の行事、人が居るからこそ存続するんやなとしみじみ感じます。
人が減ったことばかりクローズアップされる六島ですが、全国にいらっしゃる六島ゆかりの方の応援は増えていると実感します。上の写真は、東京に住まわれる方からの贈り物。顕微鏡です。これで岩に付く微生物や、貝殻の細かい模様などが見られるのです。早速テイッシュ箱の表面を見ると、しっかりとCMYKの四色が確認されました。手のひらサイズなのに確かな性能。これは面白い発見がありそうです。
そして「小さな水族館 六島を大好きになってもらうため」とかかれた封筒を見て、純粋に嬉しくなりました。
離れていても応援して下さる方が沢山いる六島!これからですね(^^ )
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