今六島で取り組んでいることがあります。
それは麦を植える事。そしてその麦を活用すること。
六島は1平方キロメートルの小さな島で、人口が63人。
島の面積の一割以下の居住区を除いてはほぼジャングル地帯の島です。
移住してから先人たちのお話を伺っていると
「学童疎開の時は1000人いた」
「昔は山のてっぺんまで畑やった」
「下肥を山のてっぺんまで担いでいた」
「麦をたくさん植えていた」
というにわか信じがたい情報が得られました。
地域のお年寄りに聞いて回ると、やはり同様の情報が得られました。
僕の祖母は幼いころから山の上の方まで肥を担いで畑仕事を手伝っていたそうです。
どおりで足腰が丈夫なわけです!
ということは今あるジャングルや雑草地帯はいわゆる
「耕作放棄地」
なわけでして、昔は金色の景色が広がっていたと想像できます。
というわけで、昨年から一部の耕作放棄地を笠岡市の有志、そして地域の方のお力を借りながら
畑を耕し、麦を植えました。
集まってくれた笠岡の有志の皆さんは、笠岡市の「ぼっけぇまち会議」という笠岡の若者が集まる場で出会いました。
沢山の人に支えられながら大きくなってゆく麦。
実はこの麦、
「ビール麦」
なのです。もちろんビールにしますよ~~!
岡山県最南端。笠岡市の小さな小さな離島。
僕達はこの地に大きな可能性を感じ、活動しています。
麦を通じてたくさんの人が六島に来てくださり、貴重なつながりができました。
六島にはまだまだできることがたくさんあります!
僕は地域の皆さんの知恵と経験を教わりながら麦に注目し、可能性を広げていきたいと考えてます。
じっくり地道に取り組んでいこうと思いますので、よろしく見守ってやってくださいmm
もともとはこんな状態。心強いぼっけぇ街会議のアニキ!
こんな状態やったのが、、、
刈りまくり!これ9月の暑い時期です。
みんな汗まみれになりながら頑張りました!草刈りの後は耕します!
ふ~~いっちょあがり!!!って僕よりも写真に移ってるどびーくん達が大活躍でした^^
島の子供が通りかかって耕すのを手伝ってくれました。ちなみに白いのはカキの粉末です。
11月初旬の種まき。地域の子供たちや近所のご婦人もお手伝いに来てくれました。うれし~!!
一通り作業を終え、島小屋の炙り場でワイワイ食事!この瞬間が何とも言えない幸せ!この日はヨウ君が本場中華料理を作ってくれました!美味い!!
島に来たらやっぱ釣りでしょ!ってことで地域の人と混じってフィッシングた~いむ^^
30分程度でこんなにもつれます。
11月13日発芽。この日は島のおっちゃんが出張中の僕に電話で教えてくれました。
この日はほんまに喜んだな~~
少しづつ大きくなります。
12月3日、麦踏み。地域のご婦人に昔ながらのやり方を教わりながら踏んでいきます。
せっかく発芽したのにペッちゃんこ。このときは心底不安になりました。
一週間後、元気に戻ってます。麦の生命力に感動する瞬間!
1月の様子。
2月の様子。特に水やりは必要ないので、ひたすら雑草とアブラムシと戦います。
3月、穂が出ました!!!うれしかったな~!!声を上げて喜びました!
近所のおばちゃんが
「きれいにして、ようがんばったな~~~!」
とリポビタンDをくれました^^
4月の様子雑草と戦いながら頑張って育ってます!
この麦、5月中旬で刈り取る予定です。収穫前は茎がスカスカになり、倒れて全滅という可能性があるので、最後までドキドキしてます。無事に育って下さいよ~~~~💦
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